私達の消防団がある日高市は埼玉県西部に位置し、人口約5万人が居住しています。近年では都心から50キロ圏内という利便性から宅地化も進み、より一層の防災意識の向上が求められているところです。平成25年4月1日より所沢市、飯能市、狭山市、入間市及び日高市で構成される埼玉西部消防組合の発足に伴い、日高市消防団は日高市管轄の組織に改編されました。
第14 代消防団長
後藤 智弘
 日高市消防団は、昭和30年に日高町消防団として発足して以降、郷土愛護の精神をもとに、市民の生命、身体及び財産を守るという使命を全うするため、活動を続けております。これまでも火災対応、風水害対応等、消防団の力が必要とされる際は、我々の持てる力を十二分に発揮し、対応してまいりましたが、昨今の日本国内における災害発生状況を鑑みますと、より消防団員による活動の充実が必要であると感じます。そのため日高市消防団は、火災防御を目的とする訓練はもとより、近年日本全国各地でたびたび発生する地震災害、土砂災害、大型台風の襲来、集中豪雨による洪水等の対応も視野に入れ、救助訓練、図上シュミレーション訓練、防災学習などの多様な訓練にも取り組んでおります。また、日高市における自主防災組織の充実に伴い、市民の皆様との協働として、各地区の自主防災訓練へ積極的に参加し、応急手当や心肺蘇生法、初期消火方法等を指導させて頂くことで、自助力、共助力の向上に、お力添えさせて頂いております。全国的に女性消防団員の活躍が注目される中、日高市消防団女性隊「め」組も小学校や各種施設への訪問、イベントへの参加により、予防活動、啓発啓蒙活動、普及活動、広報活動等を女性ならではの視点で活発に行い、団所有資機材に関しては、ポンプ車6台、赤バイ7台等、以前より配備されている資機材及び装備を維持し、新たに小型ポンプを団本部へ配備することで、車両の進入が困難な火災現場におきましても対応を図ることが可能とするなど、災害対応に万全を期しております。
 様々な災害が数多く発生し、消防団に求められる期待が多様性を増し、より一層大きくなる中、代替性のない地域防災力の要として、一朝有事の際に市民の皆様の御期待に応えられるよう、今後も各種訓練の実施や装備の充実により、さらなる組織力の強化、団員個々の意識、知識、技術の向上に努めることが緊要な責務であると認識しております。時代の変化に伴い、団員の成手不足による高齢化や被雇用者率の上昇により、消防団を取り巻く状況は厳しさを増し、従来のような活動を十分に行うことが難しくなっていることが現実でありますが、そのような状況にあっても、愛するこの街を自分の手で守るという日高市消防団の基本理念を変わらず持ち続け、その時代の状況に合わせ我々も変化することで、日高市消防団をさらに強固な防災組織として発展充実させることが可能であると考えます。
 我々日高市消防団は、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律にもあるように、地域に密着した身近な存在として、市民の皆様と手に手を取り合い、また行政、常備消防との連携をさらに深め、新たな令和の時代においても日高市の安心安全のため、万里一空の精神で努めてまいります。今後も日高市消防団への変わらぬご理解、ご協力賜りますよう、お願い申し上げます。
 
平成31年度団本部役員と団構成
日高市消防団は、日高市全域(平成31年4月1日現在人口55,933人、世帯数24,076世帯、面積47.48㎢ を管轄しています。
消防団所属の車両については、指揮広報車1台、ポンプ車6台、赤バイ7台、広報車1台の合計15台となっています。
 
  総員  構成  管轄区域  車両 
団本部 
 
 
 28名
 
 
団長(1名)
副団長(3名)
後藤 智弘
野口 純
新井 裕幸
鳴河 順一
日高市全域 指揮広報車1台
バイク1台
広報車1台
 
団部長(2名) 犬竹 拓人
加藤 恵造
分団長(1名) 岡村 健
副分団長(3名)
部長(4名)
班長(2名)
女性団員
(10名/うち1名は班長)
団員2名
第1分団  21名 分団長(1名)齊藤 亨
副分団長(1名)
部長(1名)・班長(1名)
団員(17名)
横手・久保・台・武蔵台一丁目・武蔵台二丁目・武蔵台三丁目・高麗本郷・清流・高岡 ポンプ車1台
バイク1台
第2分団  22名 分団長(1名)長谷 哲夫
副分団長(1名)
部長(1名)・班長(1名)
団員(18名)
梅原・栗坪・楡木・野々宮・新堀・四本木一丁目・四本木二丁目 ポンプ車1台
バイク1台
第3分団   24名 分団長(1名)齊藤 大吾
副分団長(1名)
部長(1名)・班長(1名)
団員(21名)
猿田・鹿山・中鹿山・下鹿山・原宿・新堀新田・旭ヶ丘の一部・南平沢の一部・猿田上ノ台・高麗川一丁目・高麗川二丁目・高麗川三丁目 ポンプ車1台
バイク1台
第4分団  20名 分団長(1名)新野 啓次
副分団長(1名)
部長(1名)・班長(1名)
団員(16名)
山根・北平沢・南平沢の一部・田波目 ポンプ車1台
バイク1台
第5分団  25名 分団長(1名)犬竹 聡
副分団長(1名)
部長(1名)・班長(1名)
団員(21名)
高萩の一部・女影新田・女影の一部・下高萩新田・旭ヶ丘の一部・駒寺野新田・森戸新田・高萩東一丁目から三丁目 ポンプ車1台
バイク1台
第6分団  21名 分団長(1名)高山 貴則副分団長(1名)
部長(1名)・班長(1名)
団員(17名)
大谷沢・下大谷沢・中沢・馬引沢・田木・高萩の一部・女影の一部・高富 ポンプ車1台
バイク1台
 

◆消防団員の身分と役割
消防団は、消防本部、消防署と同じく法律に基づいて市町村に設けられている消防機関です。平成26年10月1日現在、全国に2,220団体あり、ほとんど全ての市町村に設置されています。

◇消防団員の身分は?
消防団員の身分は、特別職(非常勤)の地方公務員です。それぞれの職業を持った地域住民の方々が、自分の意志で消防団に入団しています。平成29年10月1日現在、全国で854,141人の消防団員が活躍しています。
◇消防団員の仕事とは?
消防団の任務は、地域を火災等の災害から守ることです。消防団員は、普段は自分の職業に就きながら、火災はもちろんのこと地震や風水害等の大規模災害時にも消防活動にあたります。 また、災害時以外には火災の予防や住民に対する啓発など幅広い分野で活動しており、地域の消防防災のリーダーとして重要な役割を果たしています。
 
◇消防団は地域に密着した組織です! 
戦後最大の災害となった東日本震災では、多くの消防団員の方々が自らも被災しているにもかかわらず、地震直後から消火活動や救助活動、住民の避難誘導、救援物資の搬送などの活動に従事しました。このとき、顔見知りの消防団員の協力の求めに多くの住民が応じて、効果的な救助活動が行われました。また、近年の豪雨や台風による災害においても、多くの消防団員が危険個所の警戒巡視、救助活動、住民の避難誘導、土のう積みなどの活動を行うなか、住民からは炊き出しなどによる消防団活動への支援が行われました。消防団が日頃から地域に密着した活動を行っている結果と言えます。

◇女性消防団員も頑張っています!
とかく「男の世界」と思われがちな消防団ですが、全国で26,850人(平成30年10月1日現在)の女性消防団員が、住民への防災指導や応急手当の普及など様々な分野で活躍しています。

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